思春期のデリケートゾーンの臭い対策

体も精神的にも変わり、大人の一歩手前に育つ思春期には、初めて直面する自身の変わり様に戸惑って葛藤することも多々ありますね。

その成長によりデリケートゾーンの臭いにも変化をもたらしていくのです。

■どんな風に変わるのか
思春期の体や考え方は大きく変わります。例えば、背が大きく伸びる、性的なものに興味が出てくる、干渉されるのが嫌になる、声帯が変化するなどです。

上記のような思春期の変容には、体の臭いも含まれます。当事者が女の子だと、この変化は思春期にはよくあることだとしても、必要以上に気にしてしまうこともあるでしょう。

◇思春期に体の臭いが強くなる理由
実はデリケートゾーンの臭いが、この体のニオイに大きく関わっています。戸惑うのも仕方ありません、デリケートゾーンのニオイが変化するのですからね。

体で何が起こっているのかというと、膣内環境の変化、すなわち膣内の常在菌のバランスの崩壊です。これは思春期にホルモンの均衡が崩れることによって起こるのですが、この時期は女性ホルモンが段々と活性化する時期であり、大人の女性に少しずつ近づく時期でもあるので、受け入れざるを得ません。

◇何が原因でデリケートゾーンの臭いが変わる?
思春期に入って生理が始まる女子が増えますね。この生理の時の臭いに戸惑う女子が多いでしょう。あの独特のニオイは、血液と体内から排出される液体が混ざることにより発されますが、さらに汗でデリケートゾーンが蒸れると、さらにニオイは強まります。

戸惑うのは、このような過程で発生した臭いに直面するタイミングである生理用品を取り換える時ということが多いですね。

 

■デリケートゾーンの臭いを改善させるには
最初のうちは、人生で初めて直面するできごとに戸惑うばかりでどう対処していいのかわからないことも多いでしょう。しかし徐々にニオイともうまく付き合うことが可能になり、自分の体のこともわかっていくことでしょう。

しかし、こういった経験は、周りの同年代の子たちみんな初めてですので、ひどい場合はいじめの原因がニオイということがあるとも限りません。

思春期の心は繊細なので、こういった経験がトラウマとならないように対処する必要があります。

◇菌の増殖を防ぎましょう
取れる対策は、デリケートゾーンの臭いの原因である菌の増殖を防ぐことです。生理用品はこまめに換える、また、こまめに交換できる下着を持ち歩く、汗をかいたらウォシュレットなどで清潔にする、そして、デリケートゾーン専用のせっけんや消臭剤を使用する、など。このような地道な対策が功を奏するでしょう。

 

 

使い切りビデに関して

デリケートゾーンは膣内の細菌等が誘因で、悪臭に見舞われやすい個所です。そんなデリケートゾーンの悪臭で困っている方は、一度膣洗浄を試してみてはいかがでしょうか。

■使い切りビデとは?
「使い切りビデ」とは、膣洗浄用品の一種であり、ここ数年人気が高まってきています。このアイテムは水を放って膣を洗います。トイレのウォシュレットに原理は近いです。

◇使い切りビデの構造
ボトルにノズルが付属されており、そのボトルに精製水を入れるだけで準備が完了するという、お手軽な製品です。膣を傷めにくい柔らかい材質で作られています。

このノズルを膣に入れて、ボトルをスポイトのように押すと、精製水が放たれます。その精製水のパワーで膣内の汚れを消し去るのです。

◇用い過ぎに留意!
「綺麗になるし、気分も良いしどんどん用いたい!」と感じるかもしれませんが、それは良くありません。使い過ぎると、かえって逆効果になる確率が高いです。

なぜなら、使い切りビデはハイパワーなので、膣内をかなり綺麗にしてくれる反面、膣内の自浄効果を支えている常駐菌を殺してしまうケースもあるからです。

そして、具体的な回数で言うと1か月に付き2~3度程度という頻度が奨励されています。

特に良いのは、生理期間直後のおりものが出やすくなる時期であると言われています。おりものに経血が入ってしまう可能性が高く、その頃のおりものは嫌な臭いを纏いやすいからです。

 

■用いる際の留意
精製水は非常に安全な成分ですから、精製水自体が誘因でデリケートゾーンにトラブルが起きる事はまずありません。説明してきましたように、とにかく用い過ぎに留意しましょう。

そして、もう1点留意すべきことがあります。

◇再利用は厳禁!
「なんだか2~3回ぐらいは使用できそう……?」と感じるかもしれませんが、使用後の使い切りビデには、雑菌類が非常に多く付着しています。

1回用いたら、確実にそれで廃棄しましょう。あくまでも「使い切り」ビデなのです。